315年で流れる汗

さて上のストーリーが終わると、今度は次元のはざまへ行くように指示されます。
315年の次元のはざまは、305年のようにLv90未満はPT必須だったりはしないのですが、さっきの305年の次元のはざまより
強力な敵が所狭しと湧いて、その中に似た姿のBOSSが隠れているという非常にやりづらいMAPに変わっており、実質的には
パーティー必須、むしろ305年より強力なパーティーを組まなければクリアできません


もちろん事前情報の無かった私はそんなこと知りません。向こうに群がる赤い天使たちを見ながら、さてどうしよう
またギルドメンバーにパーティー要請するのもあれだし、今回は諦めるしかないかなあと思っていると


「あれ、おひさしぶりですー」


ん?入り口で寝てた芸人さんが話しかけてる、誰に?私に?
よくよく名前を見てみたら、Lv60の時にその場で組んで一緒に305年の次元のひずみに突入し、一緒に最後のNPC
追い払われて一緒に路頭に迷ったあの芸人さんじゃないですか!


Lv60の時に突入したのは4月27日。それから1ヶ月近く立ってるわけですが、偶然同じ日に再挑戦を行って
また巡り会うことになるなんて…いやはや奇跡とかそういうのってあるものですねえ。
それにしても、1回だけのパーティーだったのにすぐ私を見て声をかけてくださるとは。
ごめんなさい、私一瞬誰だか思い出せずに…_| ̄|○


早速パーティーを申し込んだところ、快く承諾してもらいました。やったー。
そしてまず2人で敵の群がる奥地へ足を踏み入れたのですが…


この数は…


無理です。超無理です。芸人2人ではこの量には手も足も出ません。
芸人の専用スキルである死んだふりで様子をうかがいますが、ずっと伏せているとペットがおなかをすかしてしまい
結局餌をあげるために起きあがり、その隙に天使たちにボコボコにされてしまうというなんともさんざんな結果に。
4回ほど挑戦し、とても2人では埒があかないと攻略を諦め、人数が増えるのを待つ作戦に切り替えました。