315年に流れる涙

それで、方法はネタバレの可能性があるので省略して、315年に到着ー
ここでは315年の次元のひずみ(今まで調べたのは305年の次元のひずみ)の周辺で何が起こったかの調査をします



。・゜・(ノД`)・゜・。



泣けるんです、これが。315年に起こったある男女の悲しくて切ない恋の話が。
奇病に苦しむ夫、それを必死で看病する妻、しかしそこには大きな裏切りと知られざる真実と哀しい愛が…


Sealプレーヤーでこの日記を見てくださってる方もいるので、ネタバレ防止でこんな表現になってしまいますが
少しだけ言うとこの315年の登場人物はすべてここにたどり着くまでに1度は見ている人物ばかりです。


315年で起こるクエスト自体はそんなに長いのではないのですが、そうやって事前にプレイヤーに背景を飲み込ませてある
状態で二転三転の怒濤のストーリーが展開するのでハラハラドキドキ、最後に男女の選ぶ結末に思わずジワッとくる、
そんな感情移入を可能にさせてあります。仕掛けなんかも部屋と外を行き来するたびにNPCの配置を換えることで、NPC
基本的に動き回れないSealOnlineの世界で、NPCが動き回ってるような印象を与えるなど、演出も凝っていて更にムードを
高めるいい効果になっています。




そんなわけでMMORPGでありながらOfflineRPGの前作の設定を引き継ぎ深いストーリーを味わえるSealOnlineの中でも
このストーリーは群を抜いて感動できます。他のはだいたい深いなあと感心するのが先行したり、男女や生死の話が
そこまでディープにつっこんでくる話は少なめだったりするのですが*1、これは感動がドドドッと。


その辺の下手なコンシューマーゲームよりは遙かに素敵なお話なので、メインストーリー挫折気味…というプレイヤーの方も
ここまでは頑張って進めてみることをおすすめします。損はないですよ。

*1:逆に言えばあっさり系の男女の話は結構多いです